予防接種は、感染症の原因となるウイルスや細菌、または菌がつくり出す毒素の力を弱めて予防接種液（ワクチン）をつくり、これを体に接種して、その病気に対する免疫をつくることです。
対象年齢になったら、できるだけ早く受けましょう。
●予防接種の種類
【定期予防接種】
予防接種法によって対象疾病、対象者および接種期間などが定められています。
・接種費用は公費負担（無料）です。
種類：ロタウイルス感染症・B型肝炎・ヒブ・小児用肺炎球菌・４種混合・２種混合・BCG・麻しん風しん混合（MR）・水痘(みずぼうそう)・日本脳炎・ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん予防ワクチン)
※予防接種の対象者や接種回数については、各予防接種のページをご覧ください。
※"〇歳未満"とは、"〇歳の誕生日の前日まで"です。
【任意予防接種】
保護者の方が医師との相談により判断して受けることになっています。自費での接種です。
●予防接種を受ける前の注意事項
・受ける予防接種の効果や副反応については、こんにちは赤ちゃん訪問でお渡しする予防接種の冊子を読み、不明な点は問い合わせてください。
お持ちでない場合は当日接種場所でお読みください。
・接種を受けるお子さんの日頃の健康状態をよく知っている保護者が一緒に行きましょう（原則、保護者の同伴が必要です）。
●予防接種による健康被害救済制度
・予防接種によって引き起こされた副反応により、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障が出るような障害を残すなどの健康被害が生じた場合には、給付を受けることができます。定期の予防接種の場合には予防接種法に基づく給付、任意接種の場合には独立行政法人医薬品医療機器総合機構法に基づく給付となります。